Girvanヘ
ニュー・ラナーク(New Lanark)世界遺産
スコットランド・サウス・ラナークシャーの都市ラナーク
から約 2.2 km のところに位置するクライド川沿いの村
18世紀の紡績工場を復元したモデルビレッジ
産業革命当時、空想的社会主義者ロバート・オーウェン
が労働者の労働条件の改善や、社会保障、教育など、
自らの理想を実践していった壮大な実験場なのです。
オーウェンは、この時代の少なくとも百年は先を行くアイデア
とチャンスを駆使して、ニュー・ラナークの生活を一変させました。
年少者労働と体罰を撤廃し、労働者とその家族にきちんと
した家、学校、夜間クラス、無料医療サービス、手ごろな値段
の食料品を提供しました。なので町の中には学校があり、
紡績工場があり、労働者の家があり、要するにここだけで生活
できるひとつの小さな町が出来上がっているのです。
ニュー・ラナークは現在でも使われているコミュニティで、
独立チャリティ団体が世話してくれています。ホテルと
観光アトラクションからの収益は、コンサベーション・トラスト
がこの歴史的ビレッジを復元し、維持するために当てられて
います。
イギリス原産の牧羊犬の中でもっとも作業能力が
高いといわれるボーダー・コリー
ボーダー・コリーの祖先犬は、8世紀後半から
11世紀にかけてスカンジナビア半島を中心に
発生したバイキングが、英国に持ち込んだ
トナカイ用の牧畜犬だっ たといわれている。
ボーダーとは、国境、県境という意味だが、
イングランドから見るとスコットランドは辺境であり、
辺境の牧羊犬という意味がこめられている。
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