市島酒造
初代当主市島秀松が市島家より分家し、酒造業を創業した。
王紋の由来
市島酒造の主力商品は、かつては所在地に因んだ『諏訪盛』という銘柄。
しかし昭和初期に、ドイツ留学から帰った四代目・市島長松の発案により、
現在の『王紋』に変更された。長松が欧州の王家の紋章に感銘を受けたた
めで、ラベルのデザインも洋盾型の枠の中に西洋文字風のレタリングで
商品名が入る。カップ酒などにはアルファベット表記も入るが、
綴りは「AU MONT」とフランス語を思わせるもので、
洋風へのこだわりが感じられる。
酒袋に醪をいれ槽(ふね)に入れて圧する
ここから搾りたての酒がでてきます
槽(ふね)
この酒蔵は、女性の蔵人が多いという。女性の繊細な感覚も日本酒には
必要だと思います。辛いだけでなく、しなやかで優美な酒もいいものですから。
肴は、揚げ豆腐を生姜醤油でよく煮込んだもの。魚なら脂ののった戻り鰹で。
帳場